大寒とは?
大寒(だいかん)は、二十四節気の第24。十二月中(通常旧暦12月内)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が300度のときで1月20日ごろ。暦ではそれが起こる日ですけれど、天文学ではその瞬間とします。恒気法では冬至から1/12年(約30.44日)後で1月20日ごろです。
期間としての意味もあって、1月20日~2月3日まで、すなわちこの日から、次の節気の立春前日までです。
西洋占星術では、大寒を宝瓶宮(みずがめ座)の始まりとしています。
寒さが最も厳しくなるころで、『暦便覧』では「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」と説明しています。実際は1月26日あたりから2月4日あたりまでが最も寒くて、
寒(小寒 - 立春前日)の中日で、一年で最も寒い時期です。武道ではこのころ寒稽古が行われます。
大寒の朝の水は1年間腐らないとされており容器などにいれ納戸に保管する家庭が多くありました。
前後の節気は、
小寒 → 大寒 → 立春 です。時候的な解説では、「大寒から立春までは一年のうちで最も寒い季節であり、立春を過ぎると少しずつ寒さが緩み始め、春の気配が忍び入ってくる」とされています。
まだまだ寒い日が続きますから、体調に気をつけてくださいね。
新城校 荒井
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